社員紹介萩野谷 航

─ 新卒入社から現在までを振り返ってください。

萩野谷:もう、中身の濃い日々の連続でした。そして、それは今も続いています。大学の専攻は都市デザインで、土木や建設機械とは無縁だったのですが、黒部ダムのトンネル工事のスケールの大きさを知って当社への入社を決めました。それでも、当社がこれほどまでに土木技術の最先端を走っていることを理解できたのは、入社した後です。当社が独自の土木技術を持ったエンジニアリング会社であることは知っていましたが、入社後に実際にマシンや施工現場を見ると、改めて驚くことばかりでした。

1年目は、本社のある高岡に半年ほど技術研修に行きました。そこでは現場の先輩より、トンネルを掘り進む推進技術から、当社の特長である超高圧ジェット技術についてまで、深い指導を受けました。その時に学んだことが今の現場業務の基礎になっています。高岡はとても良い所でした。日中は技術研修で余裕など全くなかったのですが、アフターファイブは美味しい魚とお酒、休日は夏には海、冬にはスノボなど、オフタイムを満喫することもできました。

─ 現在のお仕事内容とやりがいを教えてください。

萩野谷:今は都内の現場で、地下貯水用のスペースを確保する工事に携わっています。完成すれば、ゲリラ豪雨などによる地上の冠水被害を食い止める有効策である貯水プールになります。この辺りは海抜も低く、大雨になると冠水が多発するので、周辺住民からも期待されている工事です。このように、社会貢献度の高い仕事をしていることは大きなやりがいですね。

また、超高圧ジェットによる施工のオペレーターは一人前になるまで覚えることが多い半面、習得した技術を実行した際に自分自身の成長をはっきりと自覚できるという手応えがあります。他社には無いオンリーワンの土木技術を磨けるのは、自分の大きな財産になっていると感じます。現在はまだ先輩の指導を受けながらマシンをオペレートしていますが、早く安心して任せてもらえるようになりたいですね。

─ N.JETエンジニアリングはどんな会社ですか。

萩野谷:チャレンジできることのたくさんある会社だと思います。私自身、最先端の特殊土木技術を習得する貴重な機会が与えられていますし、新人の頃に半年も高岡で研修させてもらえたことなども、人材育成の手厚さを感じました。

最近、施工チームの中でジョブローテーションし、本来の役割であるオペレーター以外の業務も一通り経験させてもらいました。そうすることで、オペレーターの立場からどんなコミュニケーションが必要になるのかを把握でき、視野が広がり相互理解が深まりました。今後は現場の先輩に少しでも追いつき、現場で頼られる存在になりたいと考えています。そして現場作業をしっかりと経験した後は、技術営業や計画・設計といった本社業務も経験したいですね。