バーチカルジェット工法

超高圧
ジェットの
応用技術

バーチカルジェット工法とは

コンパクトな地上設備から地中障害物を除去

地上からケーシングを貫入させ、超高圧ジェットの噴射により地中障害物の切断や引き抜きと
引き抜き時の地盤沈下を抑え、地上設備のコンパクト化により交通障害を最小限とした工法。

バーチカルジェット工法の特長

コンパクト

従来工法(オールケーシングなど)に比べ、コンパクトな装置により省スペース、低コスト、大幅な工期短縮が可能。交通への影響も少なく、騒音・振動も低減できる。

切断

超高圧ジェットによりH形鋼や鋼矢板などの地中障害物を工事の目的や状況に応じて自由自在に細かく切断することで、「完全除去」から「部分除去」まで対応が可能。

地盤改良

地中障害物の除去と同時にセメント系の地盤改良材を充填し、周辺地盤と同等以上の強度に改良。

バーチカルジェット工法の特長

バーチカルジェット工法活用例

地下にある鋼矢板の完全除去

  • 1鋼矢板側部を超高圧ジェットにより切断しながら、ケーシングを貫入。
  • 2セメントミルクを充填して地盤を改良しながら、鋼矢板とケーシングを引き抜く。
  • 3次に引き抜く鋼矢板の箇所に移動し、1と2の作業を繰り返す。

推進工法・シールド工法との併用

  • 1鋼矢板側部を任意の位置まで、ケーシングを貫入。
  • 2超高圧ジェットを噴射してケーシングを回転・貫入することにより、鋼矢板を細かく切断。
  • 3掘進機が通過する範囲を切断完了するまで1と2の作業を繰り返す。
  • 4地中障害物を切断した箇所を、掘進機が切断片を取り込みながら前進。